戦争証跡博物館とは
ベトナムのホーチミン市第3区にあるベトナム戦争の記録を残した博物館です。
敷地内にはベトナム戦争で使用した戦車や大砲、銃器などが展示されています。
また実際に被害に遭われた被害者の記録写真や書物も展示されています。
設立は戦争数ヶ月後
ベトナム戦争は1975年に終戦しますが、同年に旧アメリカ行政機関の建物内に施設が設立されています。
戦争を忘れまいとするベトナム人の戦争への思いが感じられますね。
その当時は米中戦争犯罪博物館とも呼ばれていたようです。
そんな博物館の資料を見ようと、年間70万人以上の観光客が訪れているようです。
屋外展示物
戦車やヘリコプターなど軍用機
ベトナム戦争の特徴
施設ではベトナム戦争について資料が豊富にあります。
有名な枯葉剤で被害に遭われた人の写真展示から、ベトナム戦争の悲惨さが分かると思います。
中でも悲惨な理由が戦死者は軍人よりも、民間者の方が多かったことです。
基本的に戦争は国の軍と軍の戦いなので、民間人に被害を与えるのはご法度です。
また、ベトナム人だけでなくアメリカ人も被害を多く受けています。
罪のない民間人の被害やアメリカ人の被害にスポットを当てて資料を見るとまた違った見方が出来ると思いますよ。