タイカービングとは
カービングナイフと呼ばれるナイフでフルーツや石鹸に模様を描く、タイの伝統文化です。
タイカービングが始まったのは約700年前のアユタヤ・スコータイ時代と言われています。
中華料理や日本料理でも料理の飾り物として、野菜やフルーツが添えられることがありますよね。
タイでも同じようにあるわけですが、タイでは包丁ではなくカービング用のナイフを使用して制作します。
タイのカービングは他の料理と違って鮮やかななのが特徴です。
前から気になっていたタイカービング体験をしてみた
東京は錦糸町にあるタイ教育・文化センターに今お世話になってタイ語を勉強しています。
そこではタイ語の他にタイ料理やタイカービングなどタイ文化を日本にいながら体験することが出来ます。
わりとこういった制作物が好きなのでタイカービングは前から気になっていましたw
そこで思い切ってタイカービングしてきましたよ(^o^)
りんごでフルーツタイカービング体験
体験自体は2時間もしませんでしたが、初体験の私できれいな飾り物を作ることができました。
今回の素材はりんごです。他の受講生さんはパパイヤなども使われていました。
りんごの品種によっても作りやすさが違う
今回はつがるのりんごを使って制作しましたが、品種によっても作りやすさが違うそう。
ふじりんごの方が作りやすいようですね。ようは素材の硬さによってナイフの入れ方も変わるためです。
初体験だったので他のものは試していませんが家でできればトライします!
タイカービングのやり方
文字で説明するのは難しいですが、今回のハートりんごを例に軽く説明しますね。
まずはハート型に切り取った紙を水に付けてりんごへ貼り付けます。
つぎに、ハートの方に合わせてナイフで上から線を切り込んでいきます。
この状態だと表面にリンゴ型の線が見えるだけです。
りんごの線より1-2cm離したところから同じようにハート方へ縁取っていきます。
その際に先程上から切り込んでいたナイフを斜めに切り込んで縁取っていきます。
そうすることでりんごの表面を切り取って中身が見える状態になります。
最後にハートの枠にそって今度は縦に花びらのような模様を描いていきます。
ナイフは中央に向かって縦にします。
右一回、左一回、0.5cmほど斜めに切り込みをいれることで1つの花びらを作成します。
それを連続していくと花びらの完成です。上手く伝わりましたかね(^_^;)
デザイン見ながら忖度して下さいw
タイカービングの注意点
タイカービングのナイフには両面刃があるわけではなく、一方にしかないため注意して下さい。
歯がないでも切れますが、当然キレイになりませんw
また、やるときはしっかりと両手でりんごを固定しましょう。
両ひじテーブルに付けてokです。両手で持つときも小指や薬指も駆使して、りんごを細かく動かせるように持ってくださいね。
ちゃんと固定しないとナイフ入れた際に、ガッってずれてしまいます…ここらへんは慣れですね。
一見難しそうなタイカービングですが初心者でもキレイにできましたので、ぜひおすすめです。
興味ある方は体験会から参加することをおすすめします!